テント泊のその前に!【NEWテント・タープなどの試し張りは必須】

テント キャンプblog

こんにちはいなりです!

以前はキャンプといえば「夏」というイメージが高かったですが、
最近では季節を問わず、年中キャンプに行く方が増えてきましたね。

連日SNSでもキャンプデビューをする方の投稿をよく目にします。

いよいよまちにまったデビュー!
同時にこの日を待ちわびたお気に入りのギアたち!
車に楽しみの大きさを表すようにモリモリに荷物を積んで、
楽しいキャンプに向かう写真を見かけると、まさにこのブログのように、
ドキドキ感を共有している気持ちになって、嬉しくなります。

でも同時に、一度も開けられずに、箱に入ったままと思われる写真もよく見かけます。
箱に入っていた方が車の中も整頓しやすくて、綺麗に載せることができるので、
僕も当初は箱に入れたまま積んでいたのを思い出し、懐かしい気分になったりもしますが、
ちょっと不安も覚えるのが正直なところです。

その不安というのはズバリ、「テントを箱から出して中身の確認と、
試しに立ててみたのかな?」というところです。

通称「試し張り」と言われていますが、その重要性について今回書いていきたいと思います。

試し張り
一度立ててみよう

なぜ試し張りが必要か

毎日悩みながら、先輩方のサイトを参考にしながら買い揃えたギア。
キャンプ場で一斉に開封してサイト作りを1から楽しみたい、
という気持ちはすごくよくわかります。

とりあえずテーブルやチェア、その他キャンプ場で過ごすにあたり、
ほとんどのものは現地での開封も問題ないでしょう。
(ゴミが出るので事前に開封しておくのがベターですが。)

でも、テントだけは事前に色々確かめておく必要があると思っています。
というのも、テント泊を想定してるなら、寝るために必ず使うからです。
ということは、しっかり立てられるということが必須です。

この部分について理解していないと、
現地で結構大変な思いをすることになりますので注意しましょう。
ということでここからはなぜ必要かを詳しく説明していきます。

①慣れない設営は時間がかかる

区画サイト
隣が近いと気を使ったり、、、

初めてのキャンプ場、慣れない環境での設営というのは結構気を使います。
しかも区画サイトとなると決められた場所からはみ出さないように
しないといけないのですが、想定していたサイト作りができないこともよくあります。

区画サイトで整備されているといっても、キャンプ場ですから
当然自然の中に作られています。
なのでサイトによっては大きめの岩があったり、
生えている木を残してあったりして、「あ、ここにそれあるんだ?」
ということがあったりします。

オートサイトになると、基本的には車を停車する場所も含めての区画、
というところも多いので、サイト自体がL字型になっていますよね。
テントやタープ、キッチンやリビングスペースをどう配置するか、
サイトの向きやお隣さんとのプライベートの確保、日光の当たり具合etc,etc…
気にするところはたくさんある中で、しかもL字・・・

いなり
いなり

キャンプデビューから間もない頃は、些細なことでパニックだったのはいい思い出。。。

と後になって思うのは別にいいのですが、当日は大変だと思います。
しかし本題はここからです。

レイアウトが決まってテントを立て始めると、「???」と思うことが多いんです!

メーカーの方からしたらメッチャわかりやすく記してくれていると思いますし、
経験を積んでいくと「多分これはここで、こんなふうになるんだな」というのが
感覚的にわかるようになってきますが、初めての場合だと、説明書をみて
1発でできることはまず無いです。。。

最近は簡単に立てられる物も増えてきていますが、ポールをクロスさせて立てたり、
ダブルウォールのテントだとまず間違いなく初見はハマるはずです。

そうこうしていると気づかない内にあっという間に時間が経ってる!?
なんてことにならないようにするために、ちゃんと予習をしてサクッと
立てれるようにしておきましょう。

②破損の恐怖

初めて設営するとき、きっと誰もが通る「このポール細すぎない?」という本気の不安。
「しかも金属だし、どうやって曲げるの?折れるよ?」って絶対思います。

立てるのにある程度慣れると、ポールのしなやかさを完全に信頼しているので、
思い切りよくグイッとやって驚くほどスピーディーに設営できるようになるのですが、、、

ポールは「曲げる」というよりも、グッと向こうに押して自然に「曲がる」
のを利用する感じになるんですが、ここで「曲げる」ということをしてしまうと
ポールが折れたり破損につながります。

折れなくても曲がったりすれば、一見なんともなさそうでも風が吹いたり
変に力がかかったりすると、その部分が折れたりします。

ポールが折れると生地にもダメージがいきますし、その時点で
安全性は100%でなくなります。

もしこれがキャンプ当日じゃなくて事前の試し張りなら、
万が一破損しても修理に出したりもできますし、じっくり立て方の
練習ができることです。

YouTubeなどでも立て方の紹介をしている動画も多くありますので、
デイキャンプがてら出かけて実際に立ててみましょう。

③最悪立てられない

①と②で紹介したように、時間的だったり、物理的に立てられない、
ということは十分に考えられます。

しかしもう一つ、本当に組み方が分からなくて本当にあるのが、
最悪立てられないということです

説明書を読んでもYouTubeを見ても本当にどうなっているのかわからない、
ということも多々あります。
さらに購入したてのテントの場合、生地がいい感じに馴染んでないので、
ポールを固定したりするときにかなり苦労することも少なくありません。

その場合、かなり力をいれてひっぱったりしますが、どのくらいの力かというと、
開かないビンのフタを開ける時くらい全力を込めます。
しかも1回で開かないパターンの時、くらいです。

テントの布破れるんじゃないの?
ポール折れるんじゃないの?

とドキドキしながら、力技でいく状況は本当にあります
その場合は、初めての方だともう気持ち的に無理じゃないでしょうか。

立て方が合っている場合でもそんな感じなので、間違っている場合は
力を入れる感触でわからないこともあります。
間違っていれば当然変に力を入れないと組み上がらないですが、
その場合は破損につながることもあるので、そこはただただ説明書を熟読して、
他の方のやり方を参考にしてやるしか無いです。

このほかに、単純に出荷側のミスで必要なものが入っていないとか、
単純に内容に元から入っていないということもあります。

⇨必要なものが入っていない場合
事前にわかれば取り寄せたり、全部交換ができるはず。

⇨単純に内容に元から入っていない場合
これも事前にわかれば購入することができる。
例)テントのグランドシートは別売り
  タープを購入したがポールやペグは別売り など

どちらも事前にわかっていれば対応はできると思いますが、
キャンプ場で発覚した場合は絶望的です。
グランドシートやペグくらいはなんとか代用できるかもしれませんが、
ポールは絶望的です。
(最悪レンタルもあるかもしれませんが。。。)

どちらにしても立て方や、中身の確認はしっかり確認しておくに越したことはないです。

予習していても、いざ立てるとなると「ん?」となることも多いです。

試し張りをしに行こう!

デイキャンプ
デイキャンプなどで立てるのも◎

散々不安にさせてきましたが、結局は事前にしっかり立てれるように
確認しておこう、ということです。

なので一番いいのはキャンプ場でなくても、デイキャンプができる施設に行って
実際に立ててみるのが一番いいです。

全国各地には格安で施設を利用できるところがあったり、
無料で利用できるところもあるので、そういった場所を活用してみましょう。

僕は愛知県に住んでいるので、よく利用するのは犬山市の栗栖公園(桃太郎神社横)や、
愛西市の木曽三川公園などを利用して、新たに購入したテントやタープは必ず試し張りしにいきます。

どちらも無料(栗栖公園は平日のみ無料)で利用できるので、本当にありがたいです。

お探しのページを見つけることができませんでした。 404 - Not Found - 愛知県
国営木曽三川公園
国営木曽三川公園公式ホームページ。愛知、岐阜、三重の3県にまたがる日本一広い国営公園。三派川地区・中央水郷地区・河口地区の3地区からなり、全部で13拠点が開園しています。

あとは岐阜県揖斐郡の粕川オートキャンプ場(閉鎖)や、
大津谷公園キャンプ場(有料施設へ)を利用していました。

※どちらも無料で利用できていましたが、閉鎖や有料になってしまいました。

ページが見つかりません | 岐阜県 池田町

大津谷公園キャンプ場は有料になったとはいえ、まだこれからも
普通にキャンプで利用したいと思っています。

試し張り
初めての試し張り、、、シワシワ、、、

まとめ

キャンプに行く前には、必ず中身の確認はもちろん、
実際に一度立ててみることが大事です。
デイキャンプ場で一度立てておけば、現地で焦ることも
そうそう無いかと思います。

またそれだけなく、箱ごと持っていくと、現地でゴミも大量に出ますし、
箱をそのまま利用しようと思っても使っているうちに
段々ボロボロになっていってしまいます。

そして大体の方はどんどんギアが増えていくので、
箱に入ったままだと正直積載の効率も悪くなっていくんですよね。

なので箱から出してBOXに収納したり、壊れたり傷つかないように
積載を工夫していくのがいいんじゃないでしょうか。

テントもサクッと立てられるように予習して、自分のお気に入りの
ギアをスマートに収納して、キャンプデビューの日を迎えましょう。


ではっ!

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