こんなに使える「タープ」、キャンプ必需品!

タープ キャンプblog

こんにちは、いなりです!

キャンプというと、テントやランタン、焚き火台やバーナーといった
ギアから調べたり集めていったりすると思います。

当然そういったものは必需品で、揃えばいつでもお出かけができますよね。

その中で是非「タープ」のポテンシャルの高さというものも
知っていただきたいと思います。

タープ越しのテント
お気に入りのタープ タトンカ3TC

タープはキャンプに必要?

テントがあって、その他に必要な一通りのギアが揃ってくると、
タープっているのかな?って思う方もいるんじゃないでしょうか。

正直いるかいらないかで答えると、必要です!

たしかにいい季節になるとタープで太陽の光を遮るより、
そのまま日光を浴びながら寝たい。。。
みたいなことを個人的に思ったりもします。

ただこれは季節を存分に味わいたい、という一つのパターンですので、
毎回というわけではありません。

他には完全に天気が良い確率が100%に近い場合は、
あえて荷物を減らすために持っていかないという選択肢もあるかな
くらいです。

なので僕的には使わなかったり、意図的に持っていかない
ということはありますが、基本的にほとんどの場合タープは使用します。

タトンカ
タトンカ3TC

タープの魅力

なんといってもタープの開放感はたまりません
テントやシェルターの中にいることを考えたら、タープがあることで
それだけで屋外で活動できる場所が確保されるというこの自由度の高さ。

もちろん使用していい場所に限りますが、自然の中で
自分の好みにタープを自由なサイト作りで表現できるのが
気持ちいいと思っています。

多人数からソロまで、用途に合わせて、そして自分のサイトに合ったもの、
個性が出せるもの、自分の好きな形に張れるもの、それらの中から選んで
自分の思った通りに、使いたいように使う。

そんなことを想像しただけでワクワクしてきますよね。


特に僕が気に入っているのは、特に自分の好きな形に
張るわけではないのですが、お気に入りのタープの下にハンモックを入れて、
たまに吹く風を感じながらゆらゆら揺れているあの時間が最高だと思っています。

家でもできることを、わざわざ出かけていって、設営して、
特に何するわけでもなくハンモックでただただ揺られている、だけ。
興味がない方にとってはきっと、究極に時間の無駄なんだと思います。。。

でもタープを使うことで屋外でも同じように楽しめる、
しかもとてつもない開放感を感じながら、です。

極め付けは昼間からそんなことやってるわけですから、
ここまでくると贅沢と言わざるをえないんじゃないでしょうか。

タープの力、偉大ですね。

ハンモック
ハンモックに揺られる最高の時間

きっと何言ってるかわからないと思います。。。

自分でも書いててそう思う瞬間も正直ありましたが、
でもやっぱりタープの下でゆらゆら揺れてるのは本当に気持ちいいですよ!


ということで、なんの参考にもならなかったかもしれませんが、
次の項目からはちゃんと実用的な部分を紹介していきます。

タープの役割

どんな時に使うのか、ということですがオーソドックスなところから
紹介していきます。

①日除け

当然の機能というか、それ以外に他に何があるの?
という想いでいっぱいかと思います。

この日光を避けるというのは単純にタープを張って
その下に活動スペースを作る、というだけではありません。
というのも、タープで日差しを避けるのは、
人間だけではないということです。

熱が伝わったら困るものというのは、ギアの中でもたくさんありますよね。

食材や氷、キンキンに冷やしたお酒の入ったクーラーボックス、
バーナーやランタンの燃料、意外と直射日光に弱いスマホ、電気製品、
などなど人間以外にも色々と日が当たらない方がいいものがたくさんあります。

使い方として他にもテントの上に重なるように張ることで、
テント内の温度上昇を緩和するといったことも結構使えます。

夏の日差しに照らされたテントだと、夜も暑いままの時があって辛いです。。。

②雨対策

天気が良くても、一時的に雨が降る、なんてことは最近は当たり前ですよね。
特に山の天気となると、天気予報で晴れマークでも通り雨みたいなのが
降ることもありますからね。

そんな時前項の日に当たったら困るもののように、
濡れたら困るものが色々あると思います。

そんな時にタープが張ってあれば、影響も大きくならずにすみますね。

それから空から降ってくるのは雨だけではなくて、木が近くにあったりすると、
落ち葉が落ちてきたり、枯れた小枝(だったらいいですが完全に
「枝」って感じのやつもいます。)が落ちてくる時もありますから、
あるにこしたことは無いです。

他にも夜露だったり、寒い時期だと霜が降りてきたりするので、
タープがないと信じられないくらいベタベタになっていて絶望する
(特にチェア)こともありますが、タープがあれば安心ですね。

サイトの特徴も考えて場所を決めるのが前提です。

③目隠し

場所が決められている区画サイトはもちろんですが、
サイト同士が離れていても意外と人の目は気になるもの。

そんな時に目線が隠れる程度までタープの片側を下げると、
自分の目線に入らなくなるだけでずいぶん解消されます。

動線や景観の邪魔にならないように上手に張って、
プライベートも確保しながらのサイト作りを目指してみてください。

注意したいのは、張る向きや角度などで風の影響を受けてしまうことがあるので、
無理にやらないようにしましょう。

結構な強さの雨よりも、少し強い風の方が注意が必要な場合があります。
そして自分だけでなく、周りにも影響が及ぶ場合があるのでそこは注意してくださいね。

④風除け

これは注意事項がありますので、十分使い方に気をつけてください。

風除けといっても、少し風が気になるという場合にサイドを少し下げたり、
同時にポールの高さも低くして全体的に下げると緩和されることがあるので、
活動に影響がない程度で行えばより快適なキャンプになると思います。

あくまでもタープに関わる部分に過度な負担がかからない程度で
考えてもらえればいいと思います。

イメージでいくと、タープの面で風をそっといなすという感じでしょうか。

それくらいの使用であれば問題ないかと思います。

詳しい注意事項は別で記事しますね。

くれぐれも無理なく、自分だけでなく、来た方全員が安心して
楽しめるキャンプであって欲しいと思います。

他にもこんな使い方が

ここまでタープのオーソドックスな使い方を紹介してきました。
でもこれで終わりじゃないところが、タープの魅力をさらに
深めていると思っています。

最近ではタープも色々な種類、特に形や作りが多彩です。

四角形のレクタタープや六角形のヘキサタープ、八角形のオクタタープ、
ウイングタープ、オリガミタープ、ニンジャタープ、マンタタープなどなど
形もさることながらネーミングも秀逸ですね。

素材もポリエステルからナイロン、コットン、ポリエステルとコットンを
混ぜて織ったTC、軽量なシルナイロン、憧れのメーカー「ヒルバーグ」
の代名詞でもあるケルロンと、こちらも様々あります。

細かいことはまた別で紹介しようと思いますが、形や素材に加えて
メーカーまで加わりますから、本当に自分の好みのタープが見つかるはずです。

タープ収納時
タープ収納時

自分のサイトに合わせて使うことを想像するだけで、
すぐにキャンプ場に出掛けたくなりますよね。

宿泊するキャンプではもちろん大活躍してくれるのは間違いありませんが、
1日の休日でちょっとしたキャンプ気分を味わえるデイキャンプでも、
そのフットワークの軽さが役立ちます。

BBQの時にタープを張れば快適な宴会スペースの完成です!
テーブルやチェアを準備すれば快適に過ごせますし、
シートをひいて御座敷のようにすればまったり空間の出来上がりです。

BBQじゃなくてもおしゃれなカセットコンロでチョチョッと焼き肉やったり
焼き鳥やったり料理してみたり、ちょっとコーヒーでも入れてみたり、
食べ物を持ち寄ってお花見っぽくしてみたりとタープを張れるところなら
色々出来ちゃいます。

そしてちょっとしたお出かけだけじゃなく、キャンプに慣れた方なら、
テントを張らずにタープだけで一泊しちゃう方もいるんです!

タープ泊って言われるスタイルだね。

普通に張ったタープの下にシートをひいたり、
コットを置いてシュラフで寝たりするんですよね。

この他にもパップテントのように低く張ったり、
最近のタープだとポールとガイラインの使い方で
シェルターのような形にしたり、ワンポールのような形にして、
テントのように使う方も多いですよね。

パッとみてこれタープなの?って思うくらいベテラン勢の熟練の技が光ります。
きっとそんなキャンプスタイルを見て、憧れる方もいるはずです。

最初は丸見えでプライベートが全然なさそうだし、寒そうだし、
ちょっと難しそうと感じたりするとおもいますが、
実際にタープ泊をやってみると、意外にもすんなりできちゃったりもします。

荷物減らして身軽に1泊したいな!という方はチャレンジしてみてください。
ハマりますよ!

タープ泊
タープ泊

まとめ

自由自在に使うことができるタープについて書いてきましたが、
改めてその利用の幅が広いということを僕自身も感じました。

最近のキャンプギアの進化というか、各メーカーさんの努力というか、
本当にその想像力と情熱には驚かされます。
まだまだこれからも色々なギアが登場して、そしてまた新しいスタイルや
利用の仕方が生まれてくると思うと楽しみで仕方ありません。

タープをまだ手にしていない方は、是非この機会にタープについて
検討していただきたいと思います。

そして楽しく快適な個性豊かなキャンプを楽しんでください!


ではっ!

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